
2020年 人工知能時代 僕たちの幸せな働き方
新緑が目に鮮やかな2017年5月17日に、一冊目の書籍を上梓することとなりました。
働きごこち研究所を設立して、10年目。
節目の年に、新たなチャレンジを果たすことができ、心から嬉しく思っております。
テクノロジーのど素人だからこそ、わかりやすい文章で、「AI×働き方」について思いの丈を書いてみました。どうぞご一読いただけると幸いです。
【書籍のねらい】
テクノロジーは私たちの予想以上に進化を遂げています。マンガの中の未来が、すでに現実化している事例がたくさんあります。しかし、日々テクノロジーと接していないビジネスパーソンは、その最前線を知らないままにいます。「テクノロジー情報格差」が広がっているのです。
しかし、これからの時代のイノベーションはテクノロジーがドライブをかけていきます(テクノロジードリブン)。人の顔を持つ製造ロボが工場の働き方を一変させるでしょうし、Fintechが金融ビジネスのありかたを一新するでしょうし、Airbnbが新たな観光のありかたを創造していくかもしれません。21世紀のビジネスリーダーにとって、「テクノロジー」は、ヒト・モノ・カネといったビジネスフレームワークや歴史観・国際観といったリベラルアーツ同様、必須の知識・知見となっています。
それらのテクノロジーの最前線を、「専門用語をできるだけ排してわかりやすく」インプットされ、示唆を得るのが今回の書籍のねらいです。
僭越ながら、出版を記念したWEBサイトを設けました。
こちらのページから登録していただけると、本文内で記しきれなかったニシノアキヒロさんの特別インタビューを読むことができます。ぜひ読んでみてください。
時代の変化の最中、私が学び気付いたことを、一人でも多くの方に伝えたくて、一生懸命書きました。
・・・と、ここまでは、珍しく礼儀正しく書いてみました。
ここからは、僕らしく、できるだけ自然体で思いの丈を書きます。
ほんと、うれしいです。
きのうから、たくさんのひとが「買うよ!」「読むよ!」「この書店にも置いてあったよ!」
という声をかけてくれて。
書店に自分の本が並んでるなんて、なんてありがたいことだろうと。
やっぱり初体験って、すてきだね。
人生、いくつになっても、新しい経験ができるんだよね。
僕の中で、ゆらゆら二つの想いが揺れていました。
やべー、これすごく売れちゃうんじゃない?っていうハイな想いと、
鳴かず飛ばずだったらどうしよう、というローな想い。
でも、もうそれはどっちでもいいんだ。
それはみんなが、「読むよ」って言ってくれたから。
ありがとう。すごくうれしい。
ちょっと前までね、
「Amazonで部門別1位を取りたいから17日に買って!」とか言ってたけど、
今はもう、それもいいやって感じてる。
だって別にAmazonで1位になりたくて書いたわけじゃないもの。
伝えたいことがあったから、書いたんだもの。
親愛なる忌野清志郎風に言えば、「伝えたいことがあるんだー」だよ。
Amazonの計算ロジックってのがあるらしい。
たしかにそれに乗れば、初速がついて、目立つかもしれない
でも、結局中身がおもしろくなければ、どっかで止まっちゃうものね。
ぼく、今回の内容、おもしろいと思ってます。
「友だちだから読んでよ」じゃなくって、「面白いと思うから読んで」って、割と素直に言えてます。
文章としてはまだまだ拙いです。
もっと読みやすく書きたいなーって思ってます。
AI事例をもっと具体的に紹介している本だってたくさんあるし、
「自分にはあまり参考にならなかったよ」ってひともいるとおもう。
だけど、この本を読んで「割と役に立ったわ」って言ってくれる人の顔も浮かぶんだ。
その人が「面白かったよ」って言ってくれたら、僕はもうサイコーにうれしい。
友達が、「なんか有名になっちゃうかもね!」とか言ってくれるんだけど、
正直、別に有名人になりたいわけでもないし、超ベストセラーになってお金儲けがしたいってわけじゃないんだ。
でも、本が少しだけでも世の中の人の目に触れることで、
自分の世界がまた広がったり、知己が増えたり、新しいことを学べる気付けることにつながったらうれしいなっておもいます。
いままで38年間生きてきて、自分が積み重ねてきた経験。
そして、自分が積み重ねてきた信頼。
それは、ニシノアキヒロさんの言葉を借りれば、「信用の面積」ってことで、
コンテンツの面白さ×信用の面積
がどんなものなのか、深呼吸しながら歩いていければと思います。
ぼくの言霊、本の翼になってみんなに飛んでけー!