分散型社会のリーダーシップ

分散型社会のリーダーシップ

今日の湯川塾も大変勉強になりました
 
東大の橋田先生のお話を初めて伺ったのはAIのことを勉強しはじめた三年前の今頃だったんだけど、あれから三年経って、aiの認知度は高まり、データがAPIでシェアされる便利さは高まった
 
その一方でデータが勝手に利用されるフェイスブック問題のようなことも起こり、
データの持ち主は収集する企業側ではなく個人側にあるという
パーソナルデータレスポンシビリティ
PDRの考え方が必要だという議論が高まり、今年の5月のGDPRの施行につながった
 
世界の主人公は企業ではなく個人にあるという自主自立の価値観が根っこにあるヨーロッパからこの流れが始まった中、私たちの国はどうだろうか
 
プリンスホテルがドカーンと撃たれた訳だけど、そういう見せしめ的な外圧より、
 
データを個人にもどして、分散型で管理したほうが
漏洩リスクも管理コストも下がるし、データが利活用されたとき、企業も得なんですよ
という考え方がビジネスリーダーに広まるだろうか
 
これは理解できるできない、知ってる知らないいうリテラシーの壁だけでなく、ビジネスの捉え方、価値観を変えられるかという壁が高い
 
というのも、ヤフーとリクルートがデータの取り合いと顧客の囲い込みを競争し合う世界はそろそろ終わりを告げようとしていて、お互いがもつデータを個人に戻し、その個人が公開するデータの範囲に基づいてaiが適切にマッチングさせたサービスを提供し、個人が自分の意思決定で受益の是非を決定するというのが、データ経済社会の進むべき道であるからだ
 
となるとサービサーの役割は、顧客を囲い込み、競合を敵視し、他のサービスに振り向かせないというようなこれまでやっていたような努力ではなく、あくまでユーザーを向いて真摯で価値あるサービスを提供することに努力を傾けるべき、という話になる
 
競合ばかりを向いて表面的な差別化をしている会社ではなく、ユーザーを向いてるいい会社、が生き残る時代になるなら、それは世界は豊かになってると言えるのではないか
 
という思いがある一方で、
 
それってアマゾンじゃん笑
 
っていうシンプルな問いも生まれ、アマゾンはそんな世界まで見てるのかとおもうと、
小さい国内市場で競争してるうちに、ウチの会社なくなっちゃうよ、という切迫感が、GDPRのインパクトとともに、経営者に広がり始めているらしい
 
競争より、協働
管理より、創造
 
という価値観にシフトしたチームからデータ経済社会の波を乗りこなす
 
戦いが終わり、愛が世界を動かすのだろうか
 
2020年ころが楽しみだ

タグ一覧

PAGE TOP