愛知県西尾市 スマート自治体推進アドバイザーに就任しました

愛知県西尾市 スマート自治体推進アドバイザーに就任しました

愛知県西尾市 スマート自治体推進アドバイザーに就任しました。

※長文です(またnoteに別途アップします)
※最後に依頼があります。全国のスタートアップやアイデアを持つ皆さん、「こんなのやってみたらいいじゃん」という思い付きやプロダクト・ITサービスの紹介を僕にどんどんください!

妻の生まれ故郷である西尾市幡豆町に移住して9年。

Hazuforniaの活動を通じて、同世代の39歳中村けん市長と意気投合し、「働き方改革のテーマで市役所内で講演してほしい」と依頼を受けました。

私は、
「講演を1回だけやっても、勉強になりました!で終わりになってしまうからプロジェクト化しましょう」とお答えしました。
合わせて、

・市民としての無報酬貢献
・外部の先生ではなく、中の人といっしょに汗をかく立場に就くこと
・意思決定できるボード(経営層会議)の設定

という3つを依頼しまして、2019年6月からプロジェクトがスタートしました。

6月14日には、西尾市役所内で、200名近くの管理職層の方があつまり、次のようなことをお話しさせてもらいました。

・テクノロジーが進化する時代に、人間の仕事を進化させる
・そのために大事なことは「目的・意思」をもつこと
・テクノロジー時代に経営が大事にすべき目的は、
1、テクノロジーを通じて顧客の不満を解決すること
2、人として顧客を徹底的に喜ばせること
の2つである
・これは営利企業だけが大切にすればよいということではない。地方自治体も「税収」の対価として「市民サービス」を提供するということでは同じ。
もう一度顧客の視点に立ち返ろう
・デジタルを活用した働き方をできるためには、まず「デジタルサービスを活用する顧客体験」が必要
・サクサクワーカーになるためにはまずはサクサクユーザーにならなきゃ!

このあたりは、民間企業向けの講演・研修でお話しさせていただいていることと同じ。

自分が、企業対象に積み重ねてきた経験を、地元の市のために
一生懸命お話しさせていただきました。
(このあたりはスライドを写真でアップしました)

 

そして、スマート自治体推進アドバイザー。

私はこの仕事を通じて、

1、市役所内の働き方改革(デジタル化)
2、西尾市内のデジタル化(スマートシティ)

の2つを推進・支援する役割を果たします。

1、市役所内の働き方改革(デジタル化)
は市内業務のRPAやクラウド活用を皮切りに、業務の生産性を上げること。
その次に、市民サービスのデジタル化があります。たとえばいろんな登録や証明書の発行をすべてスマホ内でできることがありますよね。

でも考えてみてください。
市民がそもそも「デジタル」に慣れていないと、
いくら自治体側が「デジタル化」を推進しようとしても、使ってくれません。

「あたしはスマホなんて使えないわよー」
という心理的抵抗・リテラシー不足がある限り、掛け声だけで終わってしまうわけですね。

そこで、
2、西尾市内のデジタル化(スマートシティ)
があるわけです。

どんなサービスだったら、デジタル慣れしてない人を巻き込んでいくか。

・Paypayなどのスマホ決済(地元のお祭りがキャッシュレス)
・医師への相談をスマホチャットでできる(Leberの活用)
・メルカリで不用品を売る

こんな、生活に密着したデジタルサービスを、
田舎の地方自治体でどんどん進めていきたいと思っています。

日本の社会課題は次の2つだと僕は思っています。

1、少子高齢化による人口オーナス(人口減少)
2、テクノロジーの「普及」の立ち遅れ
※技術レベルの遅れではなく、ユーザーが使わない、規制が大きいことによって使われていないことが問題

このままこの状態を放置しておくと、
私たちの暮らしの豊かさ(Quality of life)がどんどん低下します。
僕はこのことをなんとかしなきゃいけない、と思って、
テクノロジー×働き方・生き方の話を全国でしています。

豊かさが低下するというのは、お金がなくなるという話というより、「選択肢が少なくなる」ということを意味しています。
どういうことか。

先日、西尾市内のある定食屋さんが閉店しました。
家族経営のお店で割と流行っていました。
でも閉店しちゃう。

直接聞いたわけじゃないからわかりませんが、
「もうこのへんでいいか」というお気持ちだったのではと思います。

「もうこれ以上は頑張れない、働けない」
という問題は、コンビニのオーナーがまいっちゃっているニュースを見ればわかるように、日本全国において生まれ始めています。

どうしたって、働き手が足りてこなくなるこの世の中で、
デジタル化しなきゃいけない。

そのデジタル化に大事なのが、
「ユーザー側が率先して、働き手を楽にさせてあげるITサービスを活用する=サクサクユーザーになる」
ということなのです。
だから、スマホ決済を僕たちがもっと使わなきゃいけない、と僕は思うのです。

たとえば、ラーメン屋さん。

おじさんが一人でやっているカウンターだけのお店。
690円を払うときに、1000円を出せばおじさんはレジから310円を出す。
そのあとおじさんはどうしなきゃいけないかというと、手を洗わなきゃいけない。そしてまた厨房にもどって調理の続きをするわけです。

でもここでPaypayのようなスマホ決済を使えば、
支払う側が自分でQRコードを読みこんで690円と入力し、
「おじさんこれでいい?」と見せるだけでいい。

おじさんは、「おう!ありがとう!」とカウンター越しに支払い画面を覗けば、そのまま調理が継続できます。

こういう小さなこと。
こういう小さな「楽」を働き手に感じさせてあげる積み重ねが、この国の「頑張って働いている人たち」が「もう少し続けてみようか」と思ってもらえるきっかけになるんじゃないかと思うのです。

支払いの全部がキャッシュレスになれば、夜のレジ現金精算もいらなくなるし、貸金庫にもいかなくていいし、両替もしなくてよくなります。

私たち市民は、僕も含めて、
「行政がもっとこうなれば」とか、
行政への要求をよく言いますが、
まずは「市民である自分たち」からできることがあるはずです。

かつてケネディが

「この国が自分に何をしてくれるかではなく、
自分がこの国に何をできるかを考えよう」

と語りかけたことを思い出します。

西尾市役所で働く人たちも市民のひとりですから、
まずは市民として、サクサクユーザーになろうぜ、と思います。(講演でもそう話しました)

今回の講演は、映像撮影し、スライドも組み込んで市役所職員が繰り返し見れるコンテンツとなりました。
講演に参加できなかった人も、同じ共通言語・共通理解を持って、このスマート自治体推進に進んでいければ、
僕はそう遠くない未来に

「あれ、最近西尾市なんだか便利だね」

って市民が感じられる街になっていくと思っています。

そしてそのことは、市内の学校に通う3人の子供の父親である僕にとっての喜びでもあります。

西尾市のこれからに期待してください―

そして、全国のスタートアップのみなさん

・ヘルスケアテック(医療・健康×テクノロジー)
・アグリテック(農業×テクノロジー)
・シェアリングエコノミー(空き家バンク)
・市役所職員がつかえる働き方を変えるクラウドサービス
・外国人労働者の方々とのコミュニケーションを活性化させるクラウドサービス

などなど、

「こんなのやってみたらいいじゃん」

というアイデアをどしどし私に教えてください!

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