
ロボットは人を幸せにする
昨晩はオリィ研究所 吉藤オリィさんのお話しを伺う。
彼の作った「分身ロボット」orihimeのコンセプト。
「ロボットと人ではなく、人と人をつなぐロボット」
OriHimeは人工知能ではありません。どんなに離れていても入院していても、家族や友人との日常の時間を提供します。
オリィさんのプレゼンテーションにひきこまれながら、
・OriHimeがなぜこの世に誕生したか
・分身ロボットは人とどう協働するか
・分身ロボットが人と人をどうつないだか
・そのとき、ひとはどんな笑顔になるか
ということを、全身で感じた。
めっちゃ、幸せな気持ちになった。
今回の湯川塾30期
ソーシャルロボットはどの領域を狙うのか TheWave湯川塾30期
に参加して、つくづく感じるものは、
ロボットは人を幸せにするということ。
ロボットが人と人の「間」に入ることで、
人間が人間らしさを取り戻していくことができる
ということ。
「なんだよ、ロボットなんて何もできないじゃないか」と責める気持ちは、
なんでもしてくれる便利な道具としてロボットを捉えるから生まれるのであって、
「手のかかるやつだなあ、助けてやるよ」という気持ちでロボットとともに生きることで、
僕たちが人間同士で生きるうちに、
ともすると失いかけている「人を人として見る思いやり」みたいなものを
再獲得(もともと持っているから)できるのではないか、と感じている。
まだうまく表現できないんだけど、なんとか早いうちに、伝わるようにまとめたいとおもいます。
最後に、ALSという難病で子供と接することができなくなった父親が、
OriHimeを通して、「父親としての自分」を取り戻す映像をご覧いただきたい。
http://www.umareru.jp/blog/2015/03/als.html
ロボットは人間を幸せにする
人間ならば、できるはずことが、したいのに、できない人がいる。
体を動かす、話すという人間ならば当たり前にできるはずのことが、
ALSという病気にかかったことでできない
その患者さん父親の役割を果たす
できなかったひとが、できるようになり、幸せになる
そのひとができるようになって、幸せになっているのをみて、僕が幸せな気持ちになる
だから、ロボットは人を幸せにする