
思いばかりが先走っていた 24歳の営業のぼく
懐かしいひとを訪ねて
能力も経験も足らないのに
思いばかりが先走っていた
24歳の営業のぼくを
フジッコというあだ名で
可愛がってくれた方々
ほんとに何もできなかったなあ、あの頃
役に立ちたいという思いは本当だったけど
認められたいという自尊心や
有能だと示したい身勝手さのほうが
前に出ちゃってたなあと
サンシャイン60のエレベーターで
ひとり恥ずかしさに照れる
でもやっぱり、
12年たっても
武田さんにほめられたくて仕方がない、少年ふじっこに逆戻りの1時間でした