
保育園の園長さん向けに、研修してきました
ふだんは企業向けもしくは学生対象がおおい僕の研修ですが、
今日ははじめて「保育園の園長さん」対象にメンタルトレーニングをしてきました。
依頼は蒲郡市役所 子育て支援課から。
園長さんたちは、大きな責任とプレッシャーを感じながらお仕事されています。
お子さんに対しての責任
保護者に対しての責任
地域に対しての責任
職員に対しての責任
そして行政に対しての責任
そんな園長さんたちに、
「まずは自分たちを満たしてあげてください」
というメッセージを、ワークショップ形式で伝えさせていただきました。
「心が持ってかれる感じ」
「囚われを手放す感じ」
「今に生きる感じ」
そんな「感じ」を手触りで体感できるような2時間になったかなあ。
アンケートが楽しみです。
マダム達に囲まれた真っ黒な講師(笑)
ぼくは母性のある場が好きなんだろうなあ。
とってもここちよく過ごさせていただきました。
みなさん素敵な方でした。
今日の場もとってもすてきでたのしかったのですが、
お仕事に至るまでのご縁がこれまたすてきでした。
ちょっと長いけど、
「メールだけのやり取りだって、人と人の会話ができる」
っていう証だから、ブログだし、まあ長くてもいいかなーってことで^^
2月に、HPのフォームから、問い合わせ。
「 ワクワクする会社案内が欲しい、依頼した場合の予算を知りたい」
「口コミで知った」
とのこと。
「へー、蒲郡市役所から。珍しいなあ」と思い、返信。
「口コミ、ご紹介とのことでしたが、どなたからのご紹介かよろしければご教示ください。」
↓
そうすると、丁寧なご返信。
「 早速お返事を頂き、ありがとうございました。
先生に連絡させていただいたきっかけとなったのは、
私の部下のご主人が、先生の講演を聞き大変感銘を
受けたと言うことからです。
ご主人→部下→私との又聞きの又聞きではありますが
ホームページ等もいろいろ拝見し、是非お話を聞いてみたいなと思いました。
ちなみに、部下のご主人の会社は「◎◎株式会社」です。
私が管轄しております部署は、保育園の関係のところで、
保育士の人材育成が大きな課題となっております。
また、保育園をまとめていくべき園長の役割が重要であると考えています。
園の運営も保育士等の園のスタッフがやりがいを持って仕事に
取り組めるかどうか
(その後のその人の人生にも大きく影響を与えると考えています)
園長に係っていると言っても過言ではありません。
そこで…先生のお話が聞いてみたい。園長たちにも聞かせたいと
思い連絡させていただきました。
恥ずかしながら、行政と言うところはお金が無いところで、到底予算が足りません。
ぜひともお話はお聞きしたいのですが、残念ながら、今回は諦めます。
また何らかの形で、先生のお話を聞きできるよう努力したいと思います。
まだまだ寒い日が続きます、お体お大事にお過ごしくださいませ。」
↓
こんな心温まる返信をいただいたら、
やるっきゃないじゃないですか。
メールで人の心を動かすことはできるんだよなあ。すごい。
↓
また私から返信。
「先週岡崎で、講演した時にお聞きいただけたんですね。うれしいです。
私は幸田町のももの木保育園の運営に関わっており、
保育事業に関する興味関心、とても大きいです。
地元蒲郡のため、保育のため、社会貢献として、金額にこだわりなく、今回はお手伝いできたら幸いです。」
↓
そうすると、さらに温まる返信。
件名 :温かいお言葉お返事に感謝です。本当にありがとうございます。
お返事ありがとうございました。
温かいお言葉ありがとうございました。感激です。
そして…素敵なDVDやご案内も頂き、感謝の気持でいっぱいです。
本当に本当に、ありがとうございました。
◎◎株式会社さんの方の奥さんいわく、
「夫は家で講演を聞いた話をするような人ではないのに、とっても熱っぽく話してくれた」そうなんです。
「こんなこと初めて」と奥さんが話してくれました。
「相当すばらしい講演だったんだね」と部下と二人で話が盛り上がり…
それで、すぐに検索して、
更にお話をお聞きしたい衝動がムクムクと湧き出てきまして…
メールを送付させていただいた
しだいです。
幸田町のももの木保育園、山の中の素敵な保育園ですよね。
私は、入り口の奥のお部屋からパーッと池が見えて、水がキラキラ
光っている風景がとても気に入っています。
それから、山の中を駆け回っている子どもたち、夏には保育室の外で
たらいに入って満足そうな顔をしている、これぞ「ザ・こども」みたいな天真爛漫の感じ「いいなぁ!」と思います。
そういう子育てができたら本当に素敵ですよね。
先生がお送りくださった資料の住所が東幡豆だったのでびっくりしました。
私の母親も幡豆の出で、私のルーツは幡豆だと思っているので何かすごく嬉しかったんです。
お話していただけるのは、もちろん平日でも大歓迎なのですが、
お金が本当になくて薄謝しかお支払いできないので…申し訳なくて
失礼でなければ、また連絡させていただいて良いでしょうか?
では、また…
♪*****************♪
蒲郡市役所 市民福祉部 児童課
(以下 略)
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これが2月のこと。
それから日程調整などがあり、実現したのが、今日。8月6日。
でも、こんな出会いをしているから、気持ちは冷めない。
↓
7月末に担当の嶌田さんからメール。
「 お世話になっております。
梅雨が明け、暑さも本番!と思いきや
台風12号の進路が気になる今日この頃です。
藤野先生、お元気でしょうか。
8月6日木曜日午後2時より
いよいよ藤野先生のお話を聞くことができます。
仮の演題として「あなたの保育園の職員はわくわくしていますか」
としてありますが、藤野先生のほうでありましたら
ご教示ください。
とても楽しみにしています。
藤野先生にご相談です。
この日は、午前10時から園長会議を開始する予定です。
昼食をはさんで、会議を続行します。
そこで、先生のご都合がよろしければ
ご一緒に昼食、いかがでしょうか?
今回、薄謝でお願いしておりますので
ほんの気持ちですが、先生にご馳走させてください。」
↓
すごいなあ。
「あなたに期待しています」
「楽しみにしています」
「いい時間にしたいです」
っていうことがとっても伝わる。
人を動かすのは、人の気持ちですね。
この嶌田さんのだんなさんが、僕の講演を聞いてくれたとのこと。
なんかこういうご縁が最近増えてきてとてもうれしい。
今日は午前中、ももの木保育園の付き添いで、宮崎の海へ。
いっしょに海に行ったももの木の園長さんが、
13時からの研修にも参加してくれた。
なんかすごくうれしい。
遊びと仕事と、子育てと、いろいろがつながっていく。